高気密住宅とエアコンのカビ

2020年5月16日

42A54ACC-0F79-4D3C-AB9C-02D31DE6ECBC
恒例のエアコンクリーニングです…が今回は建物の気密性と室内の快適性について書きたいと思います。 現在の建物は高気密住宅が標準になっています。断熱性能を左右する熱損失係数も基準があります。隙間をなくし断熱材をふんだんに使い熱を外に逃さないようする住宅がどうかです。しかしエアコンのダクトはそのまま外気と繋がります。高気密の住宅では家全体の熱が逃げにくくなっていますので当然、外気と繋がっているエアコン吹き出し部分に大きな温度差があるということになります。
DFDFA246-705B-4A64-8AA3-34ADEA5D5AF1
温度差があると結露が発生し、結露が発生するとカビが繁殖します。エアコンは使っていなくてもカビが繁殖する環境なっているのです。この写真は某大手ハウスメーカーのお家のエアコンです。高気密で快適な住まいを売りにしていますがエアコンのお掃除を怠るとこのような状況になりかねません。「うちは高気密住宅でエアコンを使わないから大丈夫」ではありません。使わなくても自然と条件が揃ってしまうのです。あまり使わない方も一度覗いてみてください。
0D6CF7C1-33C0-445B-9D73-4AFC5088F66A
ということでエアコンクリーニングをします。吹き出し口のカビは当然、綺麗さっぱりピッカピカになります。そこにおそうじ本舗の防カビチタンコーティング!!! さようなら!!カビ菌。もう来ないでね〜。(また来てしまいます。)
37C8C932-DBC8-4BF2-BCA1-AA596DFEB871
こちらは番外編です。本体カバーを外して洗浄しますが、外す際にこの部分の引っ掛かりを外さないとカバーが外れません。 しかし、なぜかビニールテープが貼ってありました。 なかなかの粘着力で気づかずに進めているとどこかが折れていたでしょうね。こんなイレギュラーにも負けずにクリーニング終了です。
ページトップへ戻る